コンプライアンス対策→対策の障害とコンプライアンス部の問題点 - 専門家コラム [All About プロファイル]

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コンプライアンス対策→対策の障害とコンプライアンス部の問題点

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中沢努 「<深く考える>序開き」 抜粋 2011-03-11 18:00
  • 対策
  • 導入
  • コンプライアンス
  • 研修
  • コンプライアンス対策→対策の障害とコンプライアンス部の問題点


コンプライアンス対策の一環として、他社がどのようなコンプライアンス対策を取っているのかを調べたり、専門家の意見を聞いたりする企業が多くあります。
しかし、今のままでそんなことをやっても無駄ではないかと私は危惧しています。
なぜなら、コンプライアンス部自体が(自部門である)「コンプライアンス部の問題点」に気づいておらず、それが放置されているように見えるからです。

あなたにお聞きします。
「コンプライアンス経営を実現させるコンプライアンス部」ってどんなコンプライアンス部か知っていますか?
そういうコンプライアンス部になるために大切なこと、知っていますか?

**************************************************
「コンプライアンス部」あるいは「コンプライアンス担当」の仕事は何か?
 ・データを集めることではありません。
 ・レポートを書くことではありません。
 ・規則をつくることではありません。
 ・仕組みを導入することではありません。
 ・マニュアルを整備することではありません。
 ・研修を企画実施することではありません。

その前に満たしておくべき事項があります。
 ★コンプライアンスを人に語るに足る見識を身につけているか?
 →重みが無い人からの苦言は聞き流される。

 ★自分自身の発言と行動を一致させているか?
  →言っていることとやっていることが一致しない人を信用する人はいない。

 ★一個の人間として、自分なりの社会観や人間観を確立させる努力をしているか?
  →そういう「苦しみ」を体に刻みこんでいない人に迫力は生まれない。

 ★他部署へ求める事項は、まず、他部署よりも高いレベルで取り組み行動しているか?
  →自分がやっていない/やっていてたとしてもその質が貧弱だったら、他に要求などできない。

「コンプライアンス部」あるいは「コンプライアンス担当」だったら
 ・データを集めたり
 ・規則を作ったり
 ・仕組みやマニュアルを整備したり
 ・研修を企画したり
などする前に

 ★「この人は正論を吐くが、確かにそれに値する人だ」
  …と周りの人に思わせる態度や行動を、身をもって示さねばなりません。

 ★「この集団は正論を吐くが、確かにそれに値する集団だ」
  …とどこの部からも一目置かれていなければなりません。

(出典)
http://profile.allabout.co.jp/pf/pensee-tsutomu-nakazawa/c/c-39696/
**************************************************

コンプライアンスの仕事の本質とは何か?
コンプライアンスの仕事の本質は「欲望や権力との戦い」です。
 ・・・あなたは上司と本気で勝負できますか?
 ・・・上司は社長と本気で勝負できますか?

コンプライアンスの問題の本質とは何か
コンプライアンスは規則や仕組みの問題でなく、人間の問題です。
 ・・・あなたは人に苦言を呈するに値する日常を送っていますか?
 ・・・上司は人に苦言を呈するに値する言動を身をもって示していますか?

コンプライアンスを守らせるという問題の本質はどこにあるのか?
仕組みで全てを守ることなど無理。最後は人間が人間をストップさせなければなりません。
 ・・・いざという時、あなたは、あなた自身の人格の全てをかけて勝負する準備はできていますか?
 ・・・周囲はいざという時、腰砕けになりませんか?

人間の問題を解決するためには、解決しようとする人間がまず解決されていなければならない」と私は考えます。
これを手薄にしたままで「他人にコンプライアンスを守らせる」ことなどできませんし、策を弄したところで誰も振り向きません。

コンプライアンス対策や他社の事例などを調べる暇があったら、もっと重要なことを先にやるべきです。
それは「自分たち自身の問題を解決しておくこと」です。

なぜなら、最初にやるべきでかつ最も大切なコンプライアンス対策とは自分自身の問題の解決コンプライアンス部の問題点をつぶすことだからです。

(中沢努「<深く考える>序開き」から抜粋)

★ 読者の方へ ★
このコラムを読んで「そうか」と思ったならば、そこで終わりにせず、部内(或いは社内)で深く考えてみて下さい
読むだけでは駄目なのです。まずは自分たちだけで深く考える」をやって下さい。
実際にやってみて「うまく出来ない」「支援が必要だ」と思われたらこちら(http://www.pensee.co.jp)のお問い合わせページからご連絡下さい。
-執筆者 http://twitter.com/#!/p_nakazawa より-

(お知らせ1)
コンプライアンス資料、無料配布中→(http://profile.allabout.co.jp/w/c-72514/
コンプライアンス人材戦略の作り方教えます(メール回答、無料)→(http://profile.allabout.co.jp/w/c-72803/
コンプライアンス人材像の作り方教えます(メール回答、無料)→(http://profile.allabout.co.jp/w/c-72815/
コンプライアンス研修の高め方教えます(メール回答、無料)→(http://profile.allabout.co.jp/w/c-72778/

(お知らせ2)
コンプライアンス教育のヒントと研修情報ツイッター http://twitter.com/#!/cmp_kenshu
本コラム執筆者情報 http://twitter.com/#!/p_nakazawa


<参考1>
コンプライアンス対策→対策の障害とコンプライアンス部の問題点http://profile.allabout.co.jp/w/c-52414/
コンプライアンス違反の新しい防止法http://profile.allabout.co.jp/w/c-51534/
コンプライアンスの本質http://profile.allabout.co.jp/w/c-63105/

<参考2>
大王製紙事件と大王製紙問題の対策・・今、大王製紙がすべきことhttp://profile.allabout.co.jp/w/c-62807/
オリンパスがオリンパス問題を乗り越える方法http://profile.allabout.co.jp/w/c-62374/
日常語の哲学によるコンプライアンス意識改革http://profile.allabout.co.jp/w/c-60654/

<参考3>
東電社内事故調とデカルト的思考の接点http://profile.allabout.co.jp/w/c-64069/
放射能汚染「明治の粉ミルク「ステップ」からセシウム」の原因http://profile.allabout.co.jp/w/c-63453/
せいさつ(044)わたしたちの中に潜むアイヒマンの心http://profile.allabout.co.jp/w/c-42904/

<参考4>
オリンパス問題の原因とオリンパス問題の本質http://profile.allabout.co.jp/w/c-62293/
オリンパスがオリンパス問題を乗り越える方法http://profile.allabout.co.jp/w/c-62374/
【オリンパス問題解説】 事件と社長/経営陣の責任の本質論http://profile.allabout.co.jp/w/c-62898/
【オリンパス問題解説】第三者委員会調査報告と前社長発言の推移http://profile.allabout.co.jp/w/c-63449/
オリンパス問題とオリンパスの今後→意識改革と社内人材育成方法http://profile.allabout.co.jp/w/c-63537/
オリンパス問題→監査法人を解任したオリンパス前社長の心理仮説http://profile.allabout.co.jp/w/c-63841/
大王製紙問題の原因と本質http://profile.allabout.co.jp/w/c-62738/
【大王製紙問題解説】大王製紙の今後と社員がすべきでないことhttp://profile.allabout.co.jp/w/c-63393/
大王製紙「不祥事再発防止策」の盲点/大王製紙事件 問題の本質http://profile.allabout.co.jp/w/c-63890/
クレハ子会社(クレファイン)コンプライアンス違反の原因と背景http://profile.allabout.co.jp/w/c-63713/

【本コラム執筆者情報】
 (ツイッターアカウント) http://twitter.com/#!/p_nakazawa

≪お問い合わせ先≫
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コンプライアンス実感論の提唱者 パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー(
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(東京都 / 経営コンサルタント)
パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー 代表

表層でなく光源を見る。そして日常を疑う。これが本質思考です。

行動の質は人間の質に依存する。すなわち「質の高い仕事は質の高い人間によって成される」のです。高質な人間は「現象の奥に潜む本質」を見抜き、行動します。私は物事の本質を自力で見つけ出し、それを行動に結びつけるための様々な支援を行っています。

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